エロ(えり)可愛い姉さんのランジぇりィ

原色系な高校時代。パステル系な大学時代。 黒系なOL時代。今?基本オールマイティ(ランジぇりィの色的な意味で)

2010年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年10月

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235、秋の雨

ワタシ
雨音を聴くのが好きなんですね




深夜に一人
ソファーに座りながら文庫本を読みつつ
ベランダの手すりを叩く雨
そんな不規則な雨音のリズムに耳を欹(そばだ)てたりするのが好き


夜 
首都高速を
友達の運転する車の助手席に座って
カーステレオのディスプレイを眺めつつ
フロントガラスに弾ける雨粒の音に聴き入りながら
サイドガラスをうねうねと動く
水流を眺めるのが好き


高校時代
知り合いに誘われ
乗せてもらったバイクのタンデムシート
風に煽られながら走っていた途中
途中で降り出した雨
走るバイクに向かって挑むかのように降り注ぐ雨
そんな雨粒たちが
フルフェイスのヘルメットの
透明なシールドをパチパチと当たる音が好き


同じく高校時代
学校帰りに制服のまま都内まで繰り出した夏の日
買い物を終え夕刻に
地元の駅に着いた途端に激しい雷雨
2人とも傘を持っていなくって
ロータリーに並ぶタクシーの車列を眺めながら
駅の庇に隠れて 
アスファルトに座り込んで意味もなくお喋り
大きな水溜りにバシバシと跳ね上がる雨粒たち
そんな雨音を聴くのが好き

結局その後
雷雨の中
二人で自転車置き場までダッシュして
上から下までずぶ濡れになりながらも
顔面に当たる雨粒がパツンパツン当たるのね
そんな音が好き








☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

週末のカレの部屋
買ったばかりのシルクのパジャマに袖を通し
そのスベスベの肌ざわりにうっとりしながら
ベッドに潜り込む


ちょっと寒い今日この頃
スリッパを脱いで
素足のままフローリングを動き回っていたら
ちょっと冷え勝ちな足先
そんな両足先をモジモジさせつつ
少しひんやりしたシーツが
徐々に熱が籠って暖かくなってきて…


窓際にぴったりと設置された 
パイプのシングルベッド
カレの 
汗とシャンプーと整髪料の混じった
独特の香りのする大きめな枕に顔を埋め
真横を向くと
もう鼻先にはレースのカーテン
そしてカーテン越しに窓ガラス


ちょっとだけ
掛け布団から手を伸ばし
その擦りガラスを少しだけ横に引き開けると
不意に
フゥゥッと流れ込んでくる湿気の帯びた冷気


シトシトと
今夜半から降り始めた秋雨が今も降り続いていて
遥か遠くに聞こえる
シャーー
というクルマの通り過ぎる音
そして静寂
そのまま
徐々に競り上がるように聞こえはじめる
仄かにアスファルトの水たまりを打つ微かな雨音

そんな音に耳を澄ませながら
少しずつ睡魔に覆われていくような感覚



頬の産毛を揺らす冷気
鼻先に触れる 
風に煽られたレースのカーテン
心地よく熱の籠り始めた布団の中
蹲(うずくま)るように両ヒザを抱えつつ
ウトウトし始めていた所


掛け布団が持ち上げられ
背中越しに入り込んできた冷気
そのまま
外気に晒されて
冷たくなったカラダを押しつけてくるカレ
「さむぅぅぅぅおおおお あったかぁぁぁぁぁ
 あったかいなあ さむぅぅぅぅぅ!!!」
一気に吹き飛んだ睡魔
軽く 
そして
ちょっとだけ心地よい緊張感



布団の外で
今まで冷気に晒されていたカレの四肢が
背中越しに抱きついてきて
一気にワタシから体温を奪っていく




右を下にして
うずくまるような体勢のワタシに
真後ろに
背中から覆いかぶさるようなカレ

そのまま
後ろから 
枕と髪の毛の間に
右腕を滑り込ませて
強引に腕枕


更には
脇腹と左ヒジの間から両胸付近に回ってきた左手
ひんやりとしていて妙にキモチ良かったりして///


背中から腰 
お尻から太もも 
そして足先まで密着してきたカラダ
軽く火照った体温が
冷え切ったカレのカラダに
どんどん吸収されていくカンジ


なんか…




そのまま…




シルク越しに



両胸を
撫(な)で 
滑り 
掬(すく)い 
愛(め)で始めた
カレの左の手の平


黙って為すがままにカラダを預けつつ
後頭部に
荒く湿った呼吸音を感じながら

再度 
熱が籠(こ)もり始める
シングルベッドの布団の中
軽く軋み始めるパイプベッド
少しずつ洩れ出る声…




いつしか
こちらの体温を奪って温まりつつあったカレの四肢
その
悪戯な手指の動きのおかげで
段々と汗ばみ始める2人


肌の表面を 
うっすらと覆い始めた汗
胸元のボタンを外され
両肩から
肌蹴られ
いつの間にか
足先に脱ぎ捨てられたシルクのパジャマ
仕事速すぎ!!!///





枕元に
仄かに光る卓上時計
いつしか
頭から覆いかぶさった掛け布団
そんな暗闇の中で
くぐもった様に聞こえる
互いの 
声 
呼吸

お互いの吐く蒸気と
全身から発せられる汗と
それでも止めない動体エネルギー(?)

湿度200%くらいの掛け布団の中!




そのまま
徐々に
そして
激しく波打つ 
シーツの表面




ちょ!!!
もう!!!
ベッドのパイプゥゥゥゥ!!!
軋みすぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!




こっちは
必死で
声殺してるのにぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!













そして







しばし静寂…





真っ暗な室内
外は 
しとしとと降り続く雨



サイドテーブルの横に置かれたゴミ箱
無造作に捨てられた
丸められたティッシュ
フローリングや枕元に
散らばったパジャマや下着の類







一呼吸置いて


火照ったカラダを冷まそうと
枕を抱えてうつ伏せのまま
掛け布団から両肩~背中を出し


少し窓を開けて
冷気にあたりながら
外の雨音に耳を傾ける…





横ではもう
既に寝息を立てているカレ





耳をすますと
遠くに
また
シャーッ   

車の通り過ぎる音
時折 
ポツポツ 
ポツポツ 
窓の舳先に当たった雨粒が
リズミカルな旋律を爪弾く






そんな幸福感と
心地よい疲労感に身を任せ




いつしか
枕を抱えたまま 
ウトウトしはじめちゃって…







気づいたら







枕もとの時計で





既に
2時間くらいが経過





























おかげで
風邪ひいちゃいまして~~~~~~~












皆様も
季節の変わり目にはお気を付け下さいネー♪

あと
寝る時は 
必ず服を着ましょうネーー☆
せめて下着だけでもネ!!!


毎年この時期に
軽く風邪をひく
そんな
えりサンでした
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234、【合鍵2】U作13

【19の頃】
【ハタチの頃】
【21の頃】

………
【合鍵1】
【合鍵2】←今ココ



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



ベッドサイドで
ケイタイ越しに
彼氏の苦情を黙って聞いてくれてるU作
黙って横で聞き耳を立てつつも
身を凍らせたまま俯くワタシ



そんな時…











コンコン


「U作ーーー  いる?」


U作の部屋の扉をノックする
長髪の女性


ええええええええええええええええええええええええええええ?
どどどどどどどどどどどど
どうするのぉぉぉぉぉぉぉぉ?






前回までのオハナシ



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ワタシがですね
瞬時に何を思ったかっていうと
何よりもU作のこと!でして
(自分の心配しろって?ハハハ ホントだね)



U作の立場で考えるとサ
彼氏アリの女子(=えりサン)を自室に泊め
翌朝
その女子の彼氏からの架電
しかも
その痴話喧嘩の電話口に引っ張り出され
様々な罵詈雑言を浴びせられ
それを無言で聞かざるを得ない状況!




さらに!
輪をかけて!


予期せぬ人物(扉越しの女性)の登場!!!


まさに窮地!
まさに袋小路!
まさに絶体絶命!



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



横で聞いていても電話から漏れ聞こえる
相手の怒鳴り声
ハラハラしながら横に座って
見ていたんですけど


それまで
黙って相手の話を聞いていたU作





徐(おもむろ)に







U作「言いたいことは分かった 
 ウン よく分かった」


U作「要はーー
 このオレが最悪なコトをした…と
 彼氏アリの女の子と一晩過ごした…と
 そういうコトを責めてるワケね?」
  

U作「まー
 確かに それは事実なんで
 別に 否定はしないけど

 …で?                 











 オレにどうしろって言うの?

一瞬…
電話口の向こうが沈黙



ていうか
ねえねえ
扉の外で
コンコンってノックしてるけど…
一瞥しただけで
そのまま無視?
なんかリアクションしてあげたほうがいいんじゃ?



U作「悪いんだけどサ  一旦(電話)切ってもいい?」

U作「あー?
 あのネ!  
 今さ


 昔のカノジョが来ちゃったんだよ!
  

 えっ?今だよ今!!!!この部屋に!!!」




U作「分かる?この状況!

 マジ
 今から修羅場なんだよ!」


え?
昔のカノジョ?
あ…バツイチの…?元モデルの…?
なんとかネーゼの?


U作「は?逃げねーよ!
 別に後ろめたいことは何もないから!」


U作「オレのケイタイ番号は090-〇〇〇〇-XXXX!
 住所は ▽▽区▼▼の◎◎荘の4号室!
 いつでも怒鳴り込んできていいから!」

U作「ただし!!!

 今!!!ホント今だけは!!!
 マジメにそれどころじゃないんだよ!」



U作「お前 ほんとしつこいな!

 このオレを蔑(さげす)むのは
 それはそっちの勝手だけど
 そもそもサ!
 このコに寂しい思いをさせたアンタに責任はないワケ?




え…?


U作「本当に このコのことが好きならサ
 自分自身の行動についても
 少し考え直した方がいいんじゃネ?」


ゆ…ゆぅさく…
あんた
この状況で よく
自然とそういうカッコイイ台詞が出てくるね
やばぃ
更に惚れた///




U作「な?分かるな?  よし  じゃあ   切るからな!」

プチッ!




………
って
一方的に切っちゃった…
傍から見てても
その勢いに圧倒…

電話口の彼氏も
なんか大人しくなってた…






ひとつめの
難関をクリアしたU作を見て
我が事のように
胸を撫で下ろす
えりサン






☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



U作ーー  寝てる?


ガチャガチャ
外からドアノブを回す音






一気に現実に引き戻されるワタシ!


うえええええええええええええええ
どうしよう
どうしよう
どうしよう
どうしょうううううううううううう


だって
U作…上半身ハダカ
えりサン…下着姿にU作の部屋着を肩から羽織っているだけの状態
乱れたベッドに散乱した衣類
ハンガーに掛った女物のコート
テーブルにはビールの空き缶やポテチの空き袋


そんな状況!!!
まさに
男女の営みのあった後の朝!そんな乱れ具合!
ヤヴァィっす!
せめて
せめて服くらい着なくっちゃ!

アセっておりましたら










チャラチャラ



は?
なんの音?






カチャッ








あーーーーー

いーーーーー

かーーーーー

ぎーーーーー
 










☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


そのまま

ゆっくりと
押し開けられる
木製の
部屋の扉












スローモーションのように
扉の影から現れたのは
髪の長い
スレンダーな
超美系の女性


肩下まである
軽く茶色掛ったストレートロング
パール系の上品そうなメイク
スラリと伸びた姿勢のいいボディ
ベージュの高価そうな革のジャケット
ゴールドのネックレスが揺れる白いタートル
ぴったりと張り付いた黒い革製のパンツ
肩に掛けられたバッグ


伏し目がちに部屋に入ってきて
そのまま
視線を室内に移した
その刹那!!!
まさに絶句!!!




ベッドサイドで
上半身裸のまま
薄ピンクのケイタイを持って見つめる部屋の主(=U作)
隣には
下着姿の女子(=えりサン)が
寄り添うように座っている
そんなシチュエーション!




女性「あっ!ごっ…ごめんなさい!!」
U作「……〇〇子」


女性「ホントごめん!」
U作「……な…なに? どうした?」


女性「ち…違うの!
 合鍵を返そうと思って来ただけ!」
U作「…ああ  そうなんだ」


女性「ゴメン!
 ちゃんと
 下駄箱覗いてから来ればよかった」
U作「ちょ…待って」


女性「……じゃ 本当!邪魔しちゃって ごめんなさい!」

そのまま
えりサンに一礼しながら


あわてて
手元の
ヴィトンの革製のキーホルダーから
鍵を一つ外し
そっとガスコンロの横に置き

慌ただしく
扉を閉めて出て行く彼女
俯いてて
長い前髪で隠されてたから
表情は一切見えなかったけど…





瞬時に!

傍らにあったTシャツを被り
脱兎の如く
扉を開け
廊下の彼方へと走り去るU作
玄関近くで彼女の腕をキャッチ!
…したらしく
遠くに聞こえる会話

U作「ちょっと待てって!」
女性「うん! ほんとゴメン」

U作「違うんだって!」
女性「いいの 本当にごめん!」

U作「いいから ちょっと落ち着けって!」
女性「別に 落ち着いてるし!」

U作「オレの話を聞けって!」
女性「ていうか カノジョに聞こえちゃうでしょ!」

U作「別に 違うって! 友達だよ!」
女性「……え」

U作「取りあえず 話をさせてくれ!ちゃんと話をしていなかったろ!?」
女性「……」





廊下の遠くの方で聞こえる二人の諍(いさか)い



取り残された室内
半開きの扉
否応なく
耳に入ってくる会話





しばらくして
玄関付近にその女性を残し
一旦部屋に戻ってきたU作
ジーンズに履き換え
革ジャンを羽織り
サイフとケイタイを掴み
ガスコンロ脇に置かれた合鍵を握り




U作「ちょっと ゴメンな 出てくる」
えり「…あ    ウン」


U作「マジ…ごめん」
えり「…………」


U作「本当にごめんな」
えり「……………いいよ 何度も謝らないでよ」


U作「…………あ  えと」
えり「いいから 早く行きなよ」


U作「…うん」
えり「…………」


U作「帰る時…鍵は開けたままでいいから
 どうせ盗まれて困るものもないし」
えり「ほら! 廊下で待たせてるんでしょ?」


U作「ああ   うん   …ごめん」





そのまま
静かに扉を閉めて
部屋を出ていくU作



………

独り
部屋に
取り残されたワタシ




なんか
悟っちゃった
一瞬のうちに

たぶん


あの女性が
U作のモトカノ
元モデル バツイチ 
子持ち 高級マンション住まい
まさにイメージ通りの
清楚で 
洗練されてて 
綺麗で 
大人っぽくって
セレブ


なんか
敵わないナー

そんな
虚脱感


瞬時に
どちらを選ぶかの究極の選択を迫られ
あの女性(モトカノ)を選んだU作



それだけのコト















ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ



その後も
掌の中で
何度も
しつこくバイブするケイタイ


溜息とともに
電源を切り

身だしなみを整え
U作の部屋を後にしました





できるだけ
痕跡を残さないようにして…












☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




胸元に付けられた
赤紫の小さな
キスマーク

日が経つにつれ
徐々に薄れていくように






私たちの
あの夢のような一夜も
記憶から
消え去っていくのかな…










………
そんな
21の頃のお話でした







【合鍵】編 おしまい
【22の頃】編 に続く

| 【連載】U作 | 00:16 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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233、【合鍵1】U作12

【19の頃】
【ハタチの頃】
【21の頃】

………
【合鍵1】←今ココ
【合鍵2】



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



予告なしに
もろ直球で「付き合ってください!」と
言われたことがありまして

一度だけだけどネ(笑)


………

高校時代にバイトしていたファミレスの
1コ下のアルバイトの男子
数ヶ月だけ一緒にバイトしたことがあった程度の関係



大学生になって
えりサンはバイトは辞めちゃったけど
たまにお客として 
その男子の接客を受けることもありまして


ある日
そのファミレスで高校時代の友人とお茶したんですね

夜22時頃
会計を済ませ
お店の前で友人と別れ
自転車で帰路につく途中
いきなり
お店の裏の路上で被告白!!!
(どうやら待ち伏せされてたらしい)


背丈は私と同じくらいだったんだけど
でもまー
ジャニーズ系の容姿は軽く好み


いきなりストレートに
「付き合ってください!」って言われ

えり「えっ! で…でもー」
男子「だめですか?」

えり「だめ…ではないんだけどー」
男子「けど?」

えり「え…っとぉ」
男子「ウン」

えり「ワタシ…あなたのこと  よく知らないし…」
男子「じゃあ オレのこと知ってください!」

えり「え?」
男子「一回だけでいいんで!一緒にご飯食べに行ってください!」

えり「え…っとぉ」
男子「そこで ダメだと思ったら 次回は断ってください!」

えり「………う   うんーー」
男子「一回だけです!」

えり「まー 一回くらいなら」


そんなー
軽くイケメンな風貌
バイトはテキパキとこなすタイプ
責任者っぽい感じで年下の女の子からも慕われてて

年下…ってどんなんだろ…的な興味心
それよりもなによりも
押しの強さに圧倒的され
なんとなくOKしちゃいまして

一回目のお食事の後
なんとなく
次回も会えませんか?的な?

一応楽しかったし
そのまま
なんとなく
付き合い始める…みたいなカンジ?




…………

押しが強いと思ってたのも
裏返せば我が強いっていうか
自己中心的ていうか


ある日いきなり
「今から会おうよ」って言われ
仕方なく友達との約束をキャンセルして
お茶しに行ったんだけど
真向かいに座ってずっとケイタイで友達と喋られて
完全放置されたり

逆に
事前の約束を
なんか当たり前のようにドタキャンされたりとか

そういうのが
結構頻発しちゃって
あれ?なんかヘン?
そんな風に
軽く戸惑いつつあった日々





当初はまだ
何とか取り繕ってはいたんだけど
それでも
徐々に徐々に窮屈に感じ始めて
会う機会も減り
たまーに誘われる時も
なんか「あーごめん その日はーちょっと無理」
って適当に断ってたら
メールや電話も次第にこなくなって



そのまま
なんとなく
自然消滅しちゃうんだろうなー
とか思っておりまして



………

そんな時
たまたま声を掛けてもらったのが
昔のバイト先の飲み会


さりげなく憧れていたU作と
もしかしたら再会できるかもっ☆的な?
そんな
淡い期待に胸躍らせ
気合入れまくりで参加!



紆余曲折はありましたけど



気付いたら
U作と
いつしか2ショット(マジー?
今!『カノジョがいないー』の情報ゲット!(マジマジー?
お酒とトークと 
その場の雰囲気に酔いつつ酔わされつつ(ウワワワー!





そのままーー
U作の部屋に
お泊まりーーーー♪(オラオラオラーーー!!



なんていうか
彼氏がいるにも関わらず…テキナ?
背徳的な? 
不倫チックな? 
そんなシチュエーションに
更に燃えちゃいまして…


完全に身を任せてしまった
U作の全てを迎え入れてしまった///
ひさしぶりのエッチに舞い上がってしまったーーー!!!



そんな21歳の晩秋…
ずっとずっと憧れていたU作との
目眩(めくるめ)くような一夜




空が白んだ頃に
2人並んで
ようやく眠りについたんだけどネ




それが前回までのオハナシ








☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ




ケイタイのバイブ音で
目を覚ます



寝惚けながら
見上げると
いつもと違う木目模様の天井
カーテンのない擦りガラスの外は
既にもう明るくて…でも 
とても静か


身に纏(まと)うのは下着と腰丈のキャミソール



U作の部屋の
パイプベッドの上
グレーのくしゃくしゃのシーツ
汗と埃っぽいカンジの?
そんな男性の匂いのする毛布


シーツの肌触りを直に感じつつ
隣には
毛布を肩まで掛けて
背中を向けて寝息を立てているU作

狭いベッドの上
素肌を寄せ合って
暖かい布団に包(くる)まりつつ

昨晩のデキゴトを思い出しては
一人微笑しつつ…
毛布の中の
U作の肩の素肌のラインを
ツツツ
と人差し指の先でなぞるってみる
うぅーーーん  
って
擽(くすぐ)ったそうにモジモジと動くU作






ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ

あ…

って
鳴ってるのは
ワタシのケイタイ?





そのまま上体を起こし
ベッドサイドの床に置かれたバッグを取るため
毛布から抜け出ようして
四つん這いになりながら
そっと
U作を跨(また)ごうとすると





いきなり掴まれる腕


えり「あ?ゴメン!起こしちゃった?」
U作「今…起きたトコ」
えり「ゴメンね 
 ケイタイを取ろう   と…  あっ ♪」


グイッって
優しく引き寄せられ
温かな毛布の中に引き込まれちゃって





トランクス一枚だけの
大柄なU作に
ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅって
きつく
カラダ全体を抱きしめられちゃって




暖の篭(こも)った布団の中
半裸の素肌を絡ませ合いながら
胸に顔を埋める…

そんな
超至福のヒトトキ☆





一旦鳴りやんだケイタイが
再度




ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ




ゴメン
ちょっと
ワタシの
ケイタイが鳴ってるからサ♪




ようやく
甘美な
U作の両腕からの束縛に解放されて
腕を伸ばし
バッグを引き寄せ
中から
ケイタイを取り上げ








ディスプレイを覗き込むと…












げっ!











か…彼氏!











うわっ!




ここ最近
全然連絡とっていなかったのに
選りによって
何でこんなタイミング?





軽く躊躇していたら
一旦切れたケイタイ




ホッ
としたのも
束の間


間髪入れずに
再度


着信!!




ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ


どうしよう!
出るべき?
切っちゃう?
いやー
やっぱ出ないとマズいよね

かなり逡巡!


「ちょ  …っと   ゴメン」
そのまま
ベッドを下り

部屋の片隅に
U作に背を向けたまま座り込み





思い切って通話ボタンを押し


受話部分に耳を



当てる…









☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



彼氏「もしもし?」






えり「も…もしもし?」
彼氏「えり?」

うわっ
なんか声のトーンが低っ!!


えり「    うっ?…うん」
彼氏「今どこ?」

イキナリ核心?


えり「え?   なんで?」
彼氏「いいから!」


えり「ていうか 何?」
彼氏「どこにいるんだよ!」

えーー 怒ってるよぅぅ


えり「…別に  何で?」
彼氏「ゆうべ オマエの家に行ったんだよ」


えり「え?」
彼氏「借りてたCD返そうと思って」

マヂィィィ??


えり「あ …そ…そうなんだ」
彼氏「ずっと待ってたのに」

えーーーーーーー???


えり「…はあ」
彼氏「少し話もしたかったしさ 外で待ってたんだよ」


えり「………」
彼氏「外泊かよ」


えり「べ…べつに 友達の家だけど」
彼氏「男?」

す…するどい!


えり「…え  どっちだっていいジャン(汗)」
彼氏「男かよ!?」

はぅぅぅぅ…(汗汗汗)


えり「ち…違うよぉ!」  ←思わず!
彼氏「じゃあ 誰だよ!」




うわあああああああああん
なんか
もうサイアクゥゥゥゥ!
どうしようぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!


だってだって
彼氏って言ったってサ
付き合って半年くらいだしさ
しかも
ここ1~2ヶ月は
会うのはおろか
連絡すら取ってなかったしサ!
正式に別れていないだけで
実質的には
ほとんど
自然消滅寸前みたいなモンだったじゃんーーーー




そんな
えりサンの困った表情を見て
ちょっと険悪なムードを察したのか

ベッドからノソッと降りてきて
取りあえず
ストーブを点け
脱ぎ散らかされたスエットを履きつつ
キャミソール一枚の
えりサンの肩に
パーカーを掛けてくれるU作




そのまま目で会話

U作「彼氏?」
えり「…ウン」

U作「ごめん」
えり「ウン …大丈夫 …多分」 自信なし(涙





彼氏「今もまだ その友達の家?」
えり「そ…そうだけど」


彼氏「もう昼だぜ」
えり「あー うん」


彼氏「バイトは?」
えり「今日は休み…」

散々問い詰められた挙句


いきなり






彼氏「ちょっと代わって
えり「えっ?」



何を?
誰と?
ていうか何言ってるの?



彼氏「その友達と!電話代わって!」
えり「え? いや  だって」

まじーーーーーーーーーーーー???


彼氏「早く!」
えり「今は   …ちょっとぉ…(汗)」

うわうわ 
どうしようー


彼氏「別にいいよ!隠さなくったって!男なんだろ?」
えり「あ …えっと  あー(汗)」




困惑した表情のえりサン
横で心配そうに覗き込むU作を
チラチラ見ていたら
(多分 助けを求めるような目だったんだと思う)

U作
自らを指さして
「もしかして『電話代われ』って?」


半分泣きそうになりながら
軽く頷(うなず)くと



「いいよ 代わるよ」
とU作


ええええええええええええええええええええ?
まずいよぉ
さすがにそれはーーー




彼氏・U作「いいから早く!!!」

えええええええええ
両方からぁぁぁぁぁぁぁぁ
何このサラウンド攻撃ーーー



追い詰められて
観念して
恐る恐る
ケイタイを
U作に手渡す 






U作「はい 代わりました」

会話を始めるU作



横にいても
ケイタイから
洩れ聴こえる
彼氏の激昂している声

『アンタ誰?
 何?ヒトノ彼女ニ手ヲ出シテ!
 何ナノ?フザケルナヨ!』
みたいな?

責められているっぽいU作


時折
相槌を打ちつつ
俯いたまま
黙って話を聞いているU作



ごめんなさいーーーーーーーーーーー!
ホント
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい

全部ワタシが悪いんですぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!





後で
U作に謝ろう
あと
彼氏とも正式に別れよう


ウン
そうしよう!
ワタシがフラフラしてるから
皆に迷惑を掛けちゃったの!
ちゃんと責任を負わなくちゃ!





申し訳なさと
情けなさと
無力さと
恥ずかしさと

完全にパニック!






…………





その時



















コンコン







えっ?









U作の部屋の木製のドアを
外からノックする音












思わず
入り口の扉の方を振り返ると
顔の高さに嵌め込まれた小さい擦りガラス
そのガラス越しに
うっすらと見える
背の高い
長い髪の毛の
女性








…………

コンコン



扉越しに
U作ーー    いる?



ええええええええええええええええええ?
どどどどどどどどどどどどどどどど
どゆことおおおおおおおおお?





【合鍵2】に続く

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230、【21の頃5】U作11

【19の頃】
【ハタチの頃】

………
【21の頃1】
【21の頃2】
【21の頃3】
【21の頃4】
【21の頃5】←今ココ



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



えり「U作…」
U作「うん?」

えり「大丈夫?眠くなった?」
U作「ウウン 全然」

えり「寒くない?」
U作「うん 大丈夫」

えり「今日 朝早かったの?」
U作「ああ 毎朝6時起きだよ」

えり「疲れてる?」
U作「うんー  まあ ちょっとはネ」



あーヤバイ
なんか雰囲気がニュートラルに戻っちゃってるシーー
バッドジョブ!自分!
盛り返せ!自分!





えり「……あ…」
U作「………うん?」


えり「手のひら…        見せて」
U作「手?何?」


えり「手のひら」
U作「あー うん  なに?」


えーーーっとぉ

えり「手相見てあげるヨ(汗)」
U作「手相?」


えり「手相とか   ツボとか…サ(汗×2)」  ←どっちヨ?
U作「ああ  うん」


そのまま手を差し出すU作




ていうか
手相とか
ツボとか
まったく
分かりませんから!

なんか
この状況を打破したい!っていうか
触れ合いたい!っていうか
きっかけが
欲しかった… 






きっかけ?







何の?









ナ…ナイショ…///だよぅ!!!













☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


テーブルを横に退(ど)けると
やっと2人の距離が縮まって
少しホッ♪


向かい合ったまま
両手で
U作の右手首を
胸元付近に押し頂き


両方の親指で
U作の右手のひらの
親指の付け根あたりを
キュッって


えり「痛い?」    軽く上目遣い!
U作「え…いや 大丈夫」
えり「じゃ…ここは?」
U作「うんー 大丈夫」


手相見るんじゃなかったの?
うん
その辺はスルーで


少しだけチカラを込めて
えり「え?じゃぁー ここは?」
U作「え///  うん ちょっと痛いかな」


えり「そっちの手も…」
U作「ん?こっちも?」

そのまま
残った片腕も差し出すU作

両腕を差し出した格好
軽く汗ばんだその手のひらに
えりサンの両手を優しく添えつつ


えり「ちょっと 強く押すね」
U作「……うん」




そのまま
親指の先で軽く押しつつ
「ちょっと痛い」とか言われたら
「あ  ゴメンね」
って
優しく摩(さす)ってみたり




手首を見ていた下向きの視線を
こっそりと
U作の方に向けると
一瞬!!重なり合う視線!
「ん?」
って覗き込むと
「い…いやぁ 別に」
と目を逸らすU作



もおっ!!!!


「ちょっとゴメン もうちょっとこっち」って
さりげなく両腕を引き寄せると
更に近づく
2人の距離

その際
軽く
えりサンのセーターの胸元に
前方に伸びたU作の
折り曲げた指先の先端が
触れたような
触れなかったような…








実は 触れたんだけどネ///






パッと
視線を上げると
目と鼻の先にある
U作の顔!
軽く戸惑ったような…



もう!!!!


ここまで段取りしてるんだからーーー!!!!






く!!!!!






そんな
ほんの数センチしかない
2人の
瞳と瞳
鼻先と鼻先
唇と唇



真正面に向き合い
座ったまま
両手を繋いだ状態
ふと
U作の吐息が
鼻先を掠め

いつしか
近づき
重なり合う
お互いの上体
ていうか…顔
ていうか…く  ち  び  る






一旦離れる2人



至近距離で
見つめてくるU作
ジッと見つめ返す

見つめるU作
頑張って見つめ返す

更に見つめるU作
さすがに 照れちゃって…ちょっと目を逸らす…







その刹那!
再度
覆いかぶさってくるU作の上半身
重なる唇
カツッ
軽く当たっちゃった前歯       ゴメン♪


口を広げ
徐々に入り込んでくる
U作の舌先を
目を閉じ
軽くアゴを上向け
為すがままに黙って迎え入れる…






唾液の満ちた口腔内
U作の舌先を
受け止め
応じつつ
絡み合い
絡ませ合い♪




無意識のうちに
いつしか
U作の首にまわした両腕
ほぼ同時に
背中に回ってくるU作の両腕
引き寄せられ
触れ合う胸

セーターを
腰付近からたくし上げられると
背中…
シルクのキャミ越しに感じる
U作の
長い指先









そのまま
軋むパイプベッドの上に
静かに
重なり合う2人





…………
カーテンのない部屋
摺りガラスの外は まだ真っ暗
電気を消すと
暗い室内を照らすのは
電気ストーブの赤いライトだけ









☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


なんていうか



U作のこと
すごく自然に受け入れちゃって
こうなることがまるで必然だったかのように
腕の中に包みこまれちゃって


そんな幸せな気持ちにしてくれたのは
U作が初めて
でした














そんな幸せの絶頂から一転

谷底まで
一気に落とされるのは



ほんの
数時間後のコトなんだけどネ





【21の頃】編 おしまい
【合鍵】編 に続く

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229、【21の頃4】U作10

【19の頃】
【ハタチの頃】

………
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【21の頃5】



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



U作のアパートを訪れるのは
約2年ぶり!


相変わらず
立て付けの悪い
摺りガラスの引き戸
薄暗い玄関スペース

タタキの横に設置された
少し埃っぽい木製の下駄箱に
U作の革靴と
えりサンのブーツを押しこみ

ミシミシと鳴る
板の間の廊下を伝って
U作の部屋へ



広さは8畳くらい?
背の低いパイプベッド
サイドにティーテーブル
小さなテレビとビデオデッキ
押し入れに整然と掛けられた
スーツやワイシャツ 
革ジャンにジーンズ等々
部屋の片隅には電気ストーブ



コートを預けると
手慣れた手つきでハンガーに通して
さりげなく壁に掛けるU作
クッションを差し出され
なんとなく
所在なさげに 
その場に正座するえりサン


途中のコンビニで買ってきた
缶ビールとポテチを
テーブルに広げ

上着をハンガーに掛け
ワイシャツの第2ボタンまで外し
ネクタイを緩め
真向かいに胡坐をかいて座るU作


テーブルを挟んだ2人の
微妙な距離…

さっきまでいた
お店のカウンター席では
ふざけて叩きあったり(軽くネ)
寄り添ってみたり
腕に掴まってみたり
帰り道では
手を繋いで歩いてみたりしてたのにぃ




なんか
遠いんですけどーー!!!


なんも
できないヂャン! (なにを?








☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

取り敢えず
そのまま向い合せのまま
缶ビールでカンパーイ

まあ
それでも
そこそこ盛り上がる会話

U作の色々な話がたくさん聞けて
とても有意義なヒトトキだった





えり「お風呂ってどうしてるの?」
U作「え?銭湯だよ」

えり「洗濯機とかないけど 洗濯は?」
U作「銭湯に行ったついでに
 隣のコインランドリーで済ませちゃうよ
 スーツやワイシャツはクリーニングに出しちゃうし」


えり「冷蔵庫もないけど?」
U作「ペットボトルとかは窓の外に置いとけば 
 この季節は充分冷えるよ」

えり「えー?じゃあ夏とかは?」
U作「その都度コンビニに買いに行くし」


えり「キッチン…カセットコンロが一個あるだけなんだけど」
U作「料理しないし
 カップ麺か 
 コーヒー飲む時くらいしか使わない」

えり「えー?じゃ
 ご飯はどうしてるの?」
U作「学生時代は 外食・学食・バイト賄い 
 これで充分
 今は専ら外食がメインだなー」


えり「カラダ壊さない?」
U作「ハハハハハ大抵は大丈夫だね
 
 ただサー

 大学4年の正月にさー
 一人この部屋に籠って卒論執筆してたらサ
 食糧が
 カップラーメン1個と吉野家でもらってきた大量の七味しかなくって
 しかもストーブ調子悪くなっちゃってサ 
 最悪だろー?寒いし腹減るしーー
 で
 仕方なく
 お湯沸かして
 カップラーメンに大量に七味入れて食べたワケ
 一瞬カラダが
 バッって火照ってサ
 うほっ…こりゃいい暖房!とか思ったんだけどサ
 しばらくしたら
 なんか
 胃の辺りが…気持ち悪くなってきちゃってさ(笑)
 そのまま毛布に包(くる)まって
 寝込んじゃったヨーー(笑)
 卒論 放置ーーー  ミタイナ?(爆笑)」

えり「えええええ?大丈夫だったのーーー?」
U作「結局朝まで眠っちゃってサー
 起きたら
 なんか胃も治ってってサ
 ついでに
 ストーブ治ってたんだよーハハハハハ
 果報は寝て待て 
 ってかー?(能天気)」


なんていうのか
すべてが新鮮!
ワタシの常識から全て逸脱した予想外の返答!
ワタシの持っていないモノをたくさん持っている!的ナ?
刺激的っていうか
別世界の住人っていうか
自由人…野生児っぽい?
でも粗野な感じではなくってネ
結構キレイ好きだし
細かいトコは妙に細かいヒトなんだけど
(身だしなみとか・衣類の収納とか・整理整頓された室内とか)
ただ
拘(こだわ)らないトコは超アバウト?


なんか
ますます好きになりそうで///
ヤバイ





そのうちにネ
つい最近別れちゃった
U作のモトカノの話になっちゃいまして
(いやー流れでサ)


U作の5コ上
バツイチ
小学生の娘サンと2人暮らし
元モデル(わぉ!)
浮気が原因で離婚した旦那サンは芸能界関係(ひゃぉ!)
多額の慰謝料と月々の養育費のおかげで
住まいは港区の某高級マンション(なんとかネーゼ?)




えり「元モデルさんとか 芸能界とか 高級マンションとか
 なんかスゴイ世界だね」
U作「まー 別に普通だよ
 結局別れちゃったしねー」

えり「そっかー」
U作「かなり凹んだ」

えり「そっか」
U作「結構ひきずったりしてさー」
 
えり「…うん」
U作「………でも」

えり「…うん?」
U作「最近ちょっとだけ立て直してきた…ハハ」

えり「…うんうん 良かった良かった」
U作「…で」

えり「…うん?」
U作「今に至る」

えり「…ハハ」
U作「今…この状況に至る

えり「………」
U作「………」










しばし沈黙










なんか




来る?




来るの?

 


来ちゃうの?







あああああああああああああああ
ちょちょちょちょ





ゴメン
ゴメン
ゴメンーーー!





なんか
不意にーーーーー











怖くなっちゃいまして…
ええ
スミマセン


「ちょっとゴメン」
って
そのまま
トイレに中座






☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ここまで来て
なにビビってんの?!
勝負かけなよ!

肝心なトコで臆病風に吹かれた自分を嘆きつつ




玄関脇の
仄暗い共同トイレの個室
備え付けられた手洗い所で手を濯(すす)ぎ
そのまま
A3サイズ程度の
壁に貼られた鏡を覗き込む


気合を入れるために!
メイク直し!!
あぶらとり紙でシュシューの
ファンデーションをパパパーの
最後に口紅&グロスをぐりぐりーな
カンジで
サササと済ませ

鏡の中の自分に
よしっ!
ウンウン!
いいオンナ!
さあ!行っといで♪
と言い聞かせ!
…ぉおっととー!
でも
トイレットペーパーの三角折りは必須!







☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


U作「あれ?何か…   口紅…変わった?」
えり「え?ウン…まあ///」

U作「…………あ そっか」
えり「…………ん?」

U作「…………そろそろ始発電車の時間?」
えり「…………え?」


U作「…………」
えり「…………」

U作「…………」
えり「…………」


そのまま長い沈黙…




ち…
ちがうよ!!




違う違う違うーーー!!!!




帰り支度をするために
お化粧を直したわけじゃないのーー!!!!






何このヤバめな雰囲気






意を決したトコロで 
相手に中座されて
出鼻を挫かれ
なんか
言いたいんだけど
でも
言いあぐねてる?
そんなオーラを発しているU作



なんとかしなくちゃ!
なんとかしなくちゃ!
なんとかしなくっちゃーー!



どうする自分!?
どうする自分ーーーー!!!???



【21の頃5】に続く

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