エロ(えり)可愛い姉さんのランジぇりィ

原色系な高校時代。パステル系な大学時代。 黒系なOL時代。今?基本オールマイティ(ランジぇりィの色的な意味で)

NEW | PAGE-SELECT | OLD

≫ EDIT

202、【青いワイシャツ】紫煙と香水・5月

4月 【琥珀色の染み】←最初から
5月 【青いワイシャツ】←今ココ
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

その後も、同じようなペースで来店してくれるお兄さん。例の一件以来、ちょっとだけ日常会話も交わせるようになっちゃってサ☆やっほーぃ♪


ある日、カウンター席で、コーヒーを飲みながら雑誌の映画のページを丹念に読んでるお兄さん。ちょっと暇な時間帯…。手持ち無沙汰に、トレーを持ちながら店内をウロウロするえりサン。カウンター越しに、ふと雑誌を覗き込み、
えり「あれ?その映画。」
お兄「え?」
えり「ちょうど先週、友達と観に行って来たんですよー。」
お兄「へぇーそうなんだ?やっぱ面白かった?」

えり「はいー☆すっごく面白かったですよー。是非!お奨めですよ♪」
お兄「うーん。観にいきたいんだけどさー。」
えり「…?」
お兄「1人で映画観にいく行くのって何かさー。ちょっと変じゃない?」

えり「え?彼女さんとかいらっしゃら…ららないんですかー?」
慣れない敬語…なので、噛んだ!!(恥!)&軽く期待しつつのカマ掛け…少しドキドキ。
お兄「彼女ーー?ハハハいないんだなコレが(笑)。」
えり「え~?嘘ー!なんかモテそうじゃないですかー?」

お兄「残念ながら、つい最近別れたばかりでネ…。」
えり「…あ、…そ…そうなんですかー?アハハ。」
お兄「アハハハ……。」
えり「アハハハ……。」
お兄「………。」
えり「………。」

少し沈黙、軽く気まずい…感じ?で、沈黙を破ってくれたお兄さん…。
お兄「やっぱさー。すっごく面白かった?その映画?」
えり「ハイー☆ハラハラして、ドキドキして、たまに笑えて。最後の所でちょっとホロッってしちゃって…。」

お兄「…そっかあ。……まあ、いいや。1人寂しく映画館で観るくらいなら、今回は諦めてレンタルビデオが出るまで待とうかな。」
(※当時はまだDVDじゃなかったんです)

えり「あのぉ…、私でよかったら…、映画、一緒に観に行きましょうか?

お兄「えっ!?
えり「えっ!?

…っていきなり!何言ってんのぉぉぉ!!! ヤヴァイーーー!!!思わず言っちゃったーーー!!!!その時!一瞬にして顔面に体中の血液が昇ってくるのが分かったよ!顔から火が出るって、まさにこの事なのねーーー!!!は…はずかしぃいいいいいいいいいいいいい!!!

お兄「…………。」
えり「…………。」

お願いーーー!この沈黙はつらい!!!『んな阿呆なぁ。』…的な笑顔で軽くいなしてくださいよぉぉ!!!『アハハ今度機会があったらね。』…的にサラッとスルーしてくださいよぉぉ!!と、思っていた所…。
お兄「ホントに?
えり「え?…うん?え?」 
お兄「ホントに一緒に観に行ってくれるの?」
えり「え…?あハイ。」 

お兄「でもなー。」
えり「あ…。」
ご迷惑だったらいいんですスミマセン…的な事を言おうとしたら。
お兄「一度観たのに…、また同じの観るなんて…いいの?」
えり「え?あー。ハイ。面白かったから、また観たいなー、…なんて思ってたんで、アハハハ。」
半分本当で半分嘘♪

お兄「じゃ お願いしてもいいですか?
えり「は…はい。」
えええええええええええええ?いいの?いいのーー?

お兄「ありがとう!お礼に映画代はこっちが持つからサ!」
えり「え?そ…それは悪いですよ。」
お兄「何言ってんのー。こっちのお願いで、再度同じ映画を観てもらうんだから、当然の事だって!」
えり「…ま、まあ、それなら。ハイ♪分かりました…。」 

お兄「あと、夕飯も付けちゃうね。もしよかったら映画の後一緒にどうかな?」
えり「…え?」
うわうわうわ話しがトントン拍子に進みすぎぃ。
お兄「…って、ごめん。勝手に盛り上がっちゃったね。さすがにご飯を一緒に食べるのは、彼氏さんに悪いよね?」
えり「いやいやいやいやいやいやいやいや!!!!!!!!彼氏なんていませんから!!!!」
…あれ?逆にカマかけられた?ていうか、いい加減、真っ赤な顔をなんとかしろ!自分!恥ずかしいよぉぉ!!!プラス、嬉しいよぉぉぉ!!!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

基本、平日が休みのお兄さん。えりサンが授業が早く終わる、なおかつバイトのシフトが入ってない日に、都内まで映画を見に行くことになりまして。高校の授業が終わり、ソッコウダッシュで自宅に戻り、きっちりおめかしし直して、いざ…出陣!15時頃にえりサンの自宅まで車でお出迎えしてもらい、そそくさと助手席に座り、シートベルトを締め、都内へGO!男の人の車に2人っきりなんて
初めての体験。運転席で前方を凝視している兄さんの横顔を時折チラ見、口に咥え、火をつける煙草。棚引く紫煙、運転席側の窓から入ってくる、心地よい風に煽られた、胸元の軽く開いたブルーのワイシャツが妙に眩しい。一応、こっちもおめかししてきたつもりなんだけど子供っぽくないかな?大人っぽいお兄さんと不釣り合いじゃないかな?って軽く心配。

途中、信号待ちの時にお兄さん、不意にえりサンの方に鼻先を近づけ、フンフンって…。
えり「?」
お兄「あ、ゴメン、なんか良い匂いがしたから…。」
えり「え?そうですか?」
お兄「香水?」

ウン、気合い入れてエタニティを付けてきちゃった♪
えり「ハイ…。」
お兄「すっごいいい匂いだねー。」
えり「あ…りがとうございます。」
お兄「超気に入ったちゃったなーその匂い。香水ってさ、シュッシュみたいに吹きかけるの?」
えり「え、これはー、両手首に付けて、軽く擦りこむようにするんですよ。」
お兄「へーーー?凄いねーー。」
えり「そ…そうですかー?」
お兄「俺って、香水とかそういうの無頓着だから。凄い、何か大人の女って感じだね」

えー?そ…そうかな?そんな風に褒められると、なんか気恥ずかしいっていうか、くすぐったいっていうか。ていうか、いつもバイト先で、お客さんと従業員として話す感覚と、ちょっと違う…ていうか、いつもより近い?ていうか、垣根がない分、何かいい感じ?

そんな風に車中、一度も会話が途切れなくって、時折軽く褒められちゃったり(照)、ウイットに富んだギャグに軽く笑わせてもらったり。でも、時折見せる大人の横顔に「惚れてまうやろー」的ナ?とにかく、常にリラックスした空間、とてもジェントルマンな雰囲気に、軽く舞い上がり気味な、そんなえりサン。開けた窓ガラスから吹き込む風。煙草に火を付ける度に、煙が車内の中を循環して、そして車外へと抜けていく。今までちょっと苦手だった煙草のにおいが、全然平気になってる。そんな、不思議。あー不思議♪


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

都内の地下駐車場に車を停め、そのまま映画館で、軽くドキドキな映画鑑賞…☆どっちかっていうと、映画の内容よりも、横に座っているお兄さんに意識は集中!映画館を出て、人ごみで混雑した舗道を、はぐれないように必死にお兄さんに付いていくと途中、横道に逸れた路地へ…。そのまま地下へと延びる階段を下りていくと、そこはシックでお洒落なイタリアンレストラン。

席に案内され、注文はお兄さんにお任せ。車運転してるし、未成年だし、乾杯はお互いジンジャエール☆
お兄「って、何に乾杯しようか?」
えり「うーん、面白かった映画に?かな?」
お兄「俺はね。えりチャンとデートできたことに。」
えり「え///あ…。ありがとうご…ざいまする(恥)。」
褒められるのに慣れてないせいで、何故か思わず、お侍言葉(爆)。

一応ネ、えりサンも、お兄さんと出逢えたことに…乾杯。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

家の前に着いたのは、門限21時のちょっと前。公園脇、外灯から少し離れた路側に停めた車の中。ライトを消した車内は、微かにアイドリングするエンジン音と軽い振動。ほぼ真っ暗闇。エアコンの柔らかい冷気が漂う中、そのまま、唇を、重ね合わせたのが、

私たちにとっての、
2つめの秘密の共有でした…♪


ちなみに、ファーストキスではなかったのは、ワタシだけのヒミツ☆


6月【銀色のサンダル】に続く

人気ブログランキング

| 【連載】紫煙と香水 | 00:05 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

NEW | PAGE-SELECT | OLD