エロ(えり)可愛い姉さんのランジぇりィ

原色系な高校時代。パステル系な大学時代。 黒系なOL時代。今?基本オールマイティ(ランジぇりィの色的な意味で)

NEW | PAGE-SELECT | OLD

≫ EDIT

203、【銀色のサンダル】紫煙と香水・6月

4月 【琥珀色の染み】←最初から
5月 【青いワイシャツ】
6月 【銀色のサンダル】←今ココ
7月
8月
9月
10月
11月
12月


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

お兄「えっ!!高校1年生??って事は、15歳?嘘だろー?見た目大人っぽいから、てっきり大学生くらいかと思ってたよ。」
えり「って、そっちこそ29歳ー?高校の担任とタメぢゃん!!!!見えないんですけど!25歳くらいかと思ってた!」

出会った時は、ウェイトレス(=えりサン)と常連のお客さん(=お兄)。 一緒に映画を観にいくことになって…、ご飯を食べて…、家まで送ってもらって…。家の近くの公園の横に車を停めたまま、盛り上がりすぎて、切り上げるタイミングが見つからない会話、刻々と近付く、高校生えりサンの門限の時間。そんな時、ふと目に入った、お兄さんの下顎にピョンと飛び出た、一本だけ剃り残された髭。 「あれぇ?なんか付いてますヨォ。」と伸ばした指先。「え?」と振り向くお兄さん。

その刹那!!!!!!!お互いの顔が!まさに、息がかかるくらいの距離!!!おっと!!!!ととととーーーーーー!!!…って、スッと身を引くこともできるシチュエーション。でも!敢えてコンマ数秒間!!!その体勢を保ってみたりして。真っ暗な車内、見上げると仄かに窺うことのできるお兄さんの表情、見つめあう瞳、恥ずかしいけど…でも逸らさない視線。気付いたら、えりサンの唇に、そっと重なるお兄さんの唇…♪その間、ほんのわずか1~2秒?

ヴィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!大きなのエンジン音と共に、車の横を通り過ぎるスクーター。吃驚して、瞬時にパッと離れる2人。目と目が合って、何か、お互いにクスクス笑っちゃったりして。
お兄「そろそろ、門限の21時だね。」
えり「ハイ///きょ…今日はありがとうございました♪」

ちょっと開き気味の、ブラウスの胸元部分を押さえ、足元に落ちたバッグを拾い上げ、頬を染め俯きつつ…、車を降りようとする
…と、背中越しに、
お兄「あ…、と。」
えり「え?」
お兄「あ、えと、また…。」
えり「……。」
お兄「電話しても………?いい、かな?」

えり「……………………………………ウン☆会いたい♪



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

それが私たち、当時29歳のお兄さんと、15歳のえりサンの、ちょっとアバンチュールな関係の始まり。おそらく、通常では交わることのなかったであろう、別々の世代の2人の男女が、不思議な縁で出会って、お互い相手の住む世界の出来事が、もうまさに異次元の事象。当初は戸惑いつつも、でもそんなギャップを楽しみながら、少しずつ、2人だけの思い出と、2人だけのサインと、そして2人だけの秘め事を増やしていきました。

目を合わせると、時の経つのを忘れ。唇を重ねると、お互いの気持ちがどんどん近付いていくのを実感し。シャツ越しに、お互いの素肌を重ね合うと、その一体感に心震えたりして。そして、いつしか、心も身体も求め合うのは、健康体の、お年頃の男女なら当然の事……でしょ?


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

世間では小室プロデュース曲がオリコンを席巻し、アムラーが街中を闊歩し、ポケベルからPHSへと移行しつつあった頃。髪の毛にシャギーを入れ、夏服のブラウスを第2ボタンまでラフに外し、スカートを腰上までたくしあげて超ギリギリのミニに仕立てあげ、ルーズソックスをソックタッチで留め、ローファーをひっかけ、ムラスポのバッグを抱え、友達と駅前をワイワイ騒いでた頃。そんな季節。

試験で学校が早く終わる日、前もって会う約束をしていた2人。校門まで車で迎えにきてくれたお兄(ニィ)。一旦、自宅に送ってもらい、制服から私服にお着替え。え?…だってサ
今から、学校の制服じゃ入れてもらえないトコにいくので。
今から、学校の制服じゃ入れてもらえないトコにいくので。
今から、学校の制服じゃ入れてもらえないトコにいくので。
重要な箇所なので、3回ほど繰り返してみた。

国道沿いに建つ、ちょっとお城チックな感じのラブホテル。お兄曰く、最近オープンしたてだそうで…へぇ。エントランスには滝があって、流れ落ちる水に反射する、光の3原色のイルミネーション。モノトーンでコーディネートされた、床一面大理石風のロビー。受付で会計を済ませるお兄。後ろに隠れるえりサン。ルームキーを預かると、リーチの長いお兄…そのままスタスタと、エレベーターホールに向かって歩き出しちゃって。「あ ねぇ!待って。」と小走りに追いかけるえりサン。もぉ!この15センチの厚底サンダル、買ったばかりで履き慣れてないんだからー!お陰で、躓いてコケそうになっちゃったじゃんかよーー!もう。


…………

有線放送が静かに流れる室内 。ベッドサイドで、立ったまま軽く抱擁され、ほぼ一週間ぶりのキスはいつもの煙草の味。上背のあるお兄が、少し猫背の格好になって、えりサンを抱きすくめる感じ。メタルシルバーの厚底サンダルは、ヒールの高さが15センチもあるのに、それでもえりサンは、顎が軽く真上を向くような体勢。サイドホックが外され、ファスナーを下ろされ、ストンと足元の床に落ちるプリーツスカート。胸元のボタンも外され、肩から腕へと、スルリと落ちるブラウス。下着姿を、まじまじと見つめられるのが恥ずかしくって、お兄の腰に両腕を回し、全身を密着♪そのままシュルシュルって、長袖のTシャツを脱いで、ジーンズだけの格好になるお兄。初めて直に触れる、成人男性の素肌(照)♪

薄めのサーモンピンクのシーツ、枕元には柔らかそうなピローが2つ。薄手の掛け布団を剥がし、厚底サンダルを丁寧に脱がされ、大きなベッドの中央に仰向けに寝かされたえりサン…。ちょっとスプリングが硬めのベッド。素肌に直の、シーツの感触が気持ち良い。広い天井と、ぼんやりと光る照明を仰ぐように眺めていると、上半身裸のまま、組み伏すように覆いかぶさってくるお兄。えりサンの目先に揺れる、お兄の胸に掛かったネックレスの先端、四つん這いのまま、枕元の照明のスイッチを調整すると、とたんに薄暗くなる室内。閉められた窓の隙間から洩れる陽光。あ、外はまだ明るいんだナー、なんて思いつつ。そのまま目を閉じ、ここまで来たら、後は…もう、お兄の為すがまま、為されるがまま、…完全お任せ状態。


………

長い長いキスの後、お兄の舌先が移動。そこからは、いよいよ未知の世界に突入!!!!興味深々なのと、怖いのと、半分半分。耳に触れるお兄の舌先。…あっ♪そこから耳朶に。…あ…あ♪耳の後ろ側 。…あ、…ちょ!ちょ、ゴ…ゴメン 、そ…そこ、駄目っ。ああああン。駄目!!!くすぐったいぃぃ!!!!!!!!なんとか我慢してるんだけどー、そのまま、首筋に降りてくる舌先…きゃっ☆喉元…うぅぅ♪鎖骨…や、…んん。肩、…んんんんんんん!!!きゃ☆そ…そこもぉ。だめええええええええええ!!!!!くすぐったいのぉぉぉ!!!!!

えり「だめ!!!ちょ!!!!っと。待って。待って。待って。キャハハハハハ!!!」
お兄「…えっ?」
思わず笑い転げちゃって…キョトン顔のお兄。
えり「ごめーん♪ くすぐったくって…。我慢したんだけど…ちょっとタイムーー!」
お兄「あ…、ごめんね…。」
えり「ううん、私こそ、本当にごめんーー。」

こうして今思うと、本当に我儘なえりサン!こんな風に途中で、何度も何度も、お兄の行為を中断させちゃって…。それでもお兄は気遣って、えりサンのペースに合わせて、必要以上に愛撫に時間を割いてくれたの。その後も、じっくり時間をかけてくれたお陰で、徐々に徐々に火照ってきたような気分。背中に回ってきたお兄の指先に、ブラのホックを外されちゃって。そのまま唇で触れられると…、なんか体の芯のほうから、何て言うのかな…「じわじわぁぁ」って感覚が湧き上がる感?思わず、仰け反っちゃって…。
お兄「あ…、まだ、くすぐったかった?」
えり「…………ううん///大丈夫。」

無意識に、胸の上にあるお兄の頭をギュッって抱きかかえちゃった…。あ…、男の人の髪の毛触るの…初めてかも?いつもムースで固めてるけど、今日は仕事がお休み…なので長めのナチュラルなサラサラヘアー。結構柔らかい、細めの髪質なんだー♪そのまま、えりサンの両腕をするりと抜け出すようにスススッって、下へ移動するお兄の頭…。閉じていた両脚を…ちょっとだけ押し広げられて。…ええええ!!!何か、ちょっと…、あ♪どしよ☆なんか、手持ち無沙汰になっちゃった両腕。そのまま、思わず掴んだ枕元のピロー。固く閉じる目。

両脚を…、そのまま、軽く持ち上げられて。下着が、腰から→太腿→膝→足首へと移動して、そのままベッドサイドへ。うわわわわわわ!!!恥ずかしい!!!!!ピローを掴んでいた両腕を離し!思わず顔を覆い!きつく噛んだ下唇!何か腰あたりで、カチャカチャって、ベルトを外す音。あ…ジーンズ脱いでるぅ…。来るんだー☆とうとう来るんだーーー☆☆☆って、思って身構えて、いたん、だけれどぉ…。

お兄「うーん。えり。ごめん!!!」
えり「……?」
お兄「どうも、今日は駄目っぽい。」

どうやら、お兄の下半身が、勃たなくなっちゃった?…みたいで。全てが初めてのことばかりで、そういう時って何て声を掛ければいいの?全然思い浮かばなくって…。
お兄「ごめん…ほんとごめんね。」って謝るお兄に、
えり「ううん。全然大丈夫だよ。」って、訳も分からず答えるしかなかった。
暫くお兄、色々と努力していたみたいだけど、最後まで駄目で。えりサンも、何の手助けもできないまま、その日は結局、何もないまま、家の前まで送ってもらいました…。

何を話せばいいのか、何て慰めればいいのか、ていうか慰めるべきものなのか、この重い雰囲気をどう取り繕えばいいのか、全然分からなくって。結局、次の約束もできずに、無言のまま別れちゃって。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

実は、えりサンと同じように、お兄も凄く緊張してたみたい。ごめんね、気遣ってあげられなくって…。お兄が、えりサンに気遣って一生懸命色々してくれたのに、何かこっちが照れちゃって、くすぐったがっちゃって、途中何度も何度も中断させちゃって、きっと、そのせいだよね。

でもね、えりサンも、お兄が出来なくなっちゃった事がすごく心配だったんだよ。本当に欲しかったのは、お兄の身体じゃなくって気持ちだから…。別に、痛くても、上手くいかなくても、失敗しても全然大丈夫。当時のえりサンは、子供で全然世間知らずで、言葉足らずで、そういう気持ちを上手に伝えることができなくって、すごく悔しかった…。


………

このまま2人の関係が、あっけなく終わっちゃうのかな?って漠然と思っちゃいまして。これまでも、オママゴトみたいな恋愛なら何度か経験はしてきたんだけど、大抵はちょっとしたすれ違いから、喧嘩とかしちゃって。そのまま、仕方ないかー、くらいな感じで、あっさりと諦めちゃうんだけど。何だか今回だけは、どうしても、このまま終わらせたくなくって。どうしたらいいのか分からなかったけど、でも一生懸命に考えて、考え抜いて。

学校と自宅のルートからはかなり外れた、同じ市内だけど30分くらいかかるお兄のアパートに、学校帰りに思い切って立ち寄ってみた。駐車場に車が停まってたから、きっと部屋に居ると思って、階段を上って、部屋まで行ってみた。ちょうど6月の梅雨時で、自転車で向かう途中、小粒の雨に打たながらも、傘も差さずにダッシュしていたおかげで、じっとりと濡れそぼった、制服姿のえりサンを、驚いたように、でも優しく部屋に迎え入れてくれたお兄。ちょうど夜勤明けだったらしく、眠い目をこすりながら、バスタオルを差し出してくれて…。

特に言葉とかはなくって、ただそのまま、軽く抱き竦められて。濡れたブラウスや、髪の毛や、頬を、優しく撫でられながら、気付いたら、何か…。

上手く、出来ちゃった。
何を?うん…。
えっち♪

お兄も、えりサンも、すごくリラックスした状態で。ていうか、ホント痛いとか、くすぐったいとか、ぎこちなさみたいなものが全くなく。自然に、流れるように…。心と身体が、交わり合い、一体化し、融合できた…そんな感覚。

電気の消えた薄暗い室内、窓の外の雨は先程よりも多少強め。窓ガラスに時折当たる雨粒の音に、耳を傾けながら、薄い掛け布団に包(くる)まったまま、ベッドの中で、お兄の寝顔を見てた。ずーーっと♪ただひたすら♪


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

その日以降、えりサンの持ち物に、2つのものが加わったよ。
お兄のアパートの部屋の合鍵と、左手薬指にはシルバーのリング。

そんな、15歳の初夏…。もうすぐ夏休み☆


7月【翠色のキャミソール】に続く

人気ブログランキング

| 【連載】紫煙と香水 | 00:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

NEW | PAGE-SELECT | OLD