エロ(えり)可愛い姉さんのランジぇりィ

原色系な高校時代。パステル系な大学時代。 黒系なOL時代。今?基本オールマイティ(ランジぇりィの色的な意味で)

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207、【ピンクのエプロン】紫煙と香水・10月

4月 【琥珀色の染み】←最初から
5月 【青いワイシャツ】
6月 【銀色のサンダル】
7月 【翠色のキャミソール】
8月 【真赤な日焼けの痕】
9月 【ゴールド・ランジェリー】
10月【ピンクのエプロン】←今ココ
11月
12月


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

乙女座のえりサンの、16歳の誕生日はお兄と一緒に祝った。初めてのフレンチのフルコース、ノンアルコールのシャンパンで乾杯。ビシソワーズっていう名前の響きになぜか感動。シルバーの使い方を、こっそりと教えてもらいながらの食事(汗)。デザートのケーキが超美味だった(嬉)。欲しかったネックレスをプレゼントされ、かなり有頂天。その晩は、お兄の部屋に初めてお泊り(誕生日だってコトでちゃんとママの許可を得てネ)。2人でずっと、夜更け近くまで語り合った。

翌日、お揃いのジャージの上下を着て、近所の県道沿いの牛丼屋さんへ、当然胸元にはネックレス。お客さんは自分以外全員男性。カウンター席に2人並んで座って、初めての牛丼。お兄…なんか食べるの早くない?ちょっとフレンチとは違った、別の緊張感みたいなものがあった(笑)。お兄は紺地に黄色のライン、えりサンは薄ピンク地に白いラインの入った、お兄の部屋に泊まるとき用にって、お揃いで買ったワンサイズ上のアディダスのジャージ。他に買い揃えたのが、歯ブラシとスリッパとマグカップと、あと、えりサン専用のエプロン。



夕方、狭いベッドの中で抱き合いながら、お兄のことを『パパ』って呼んでみた。言ってみて、何か凄い幸せ感に包まれた。全身を広げて、お兄を受け入れる度に、『パパ…パパァ♪…/// …パパ♪』って何度も何度も呼んでみた。いつもより長く、荒々しく前後していたお兄が最後に力尽き、そして、えりサンの胸へと倒れこんでくる。ねっとりとした、汗ばんだ素肌を重ね合わせ、荒い呼吸音と、激しい鼓動を直に感じつつ、お兄の髪の毛を何度も何度も撫でてあげる。身長差が20センチ以上あって、年齢差も13歳。普段は子供扱いされっぱなしのえりサンだけど、ただ果てた後のお兄を抱きしめている時間だけは、お兄のことを小さな幼子のように、温かく、身体全体で抱擁してあげてた、いつも。そんな疑似同棲を楽しんでいた、夏休み後半から9月の上旬くらいまで。


☆☆☆☆☆☆☆☆

二学期になると、フルタイムで働いている社会人(お兄)と、学校とバイトとそして門限アリの高校生(えりサン)。お互いに会える時間は、非常に限られてくるわけで。なので、何とか遣り繰りして、たまにデートできたりすると、ついつい盛り上がっちゃって、別れ際が辛くなっちゃって、色々駄々こねちゃって、家の前までは車で送ってもらっても、なかなか降りられなくって、そのまま門限を大きく過ぎちゃって。結局いつも門限過ぎの帰宅。結果毎回、えりママの落雷!→大喧嘩!→冷戦!のループ。さすがに、門限破りが2~3回続いちゃったあたりで、かなり激怒。「次に門限破ったらバイト禁止!門限も18時!!」とか言い出されちゃうと…さすがに大人しくするしかない訳でして。でも、会いたい訳でして、会えない訳でして、ますます燃えちゃう訳でして。

で、えりサンが考えたのは、門限の夜22時以降の外出は、さすがに、えりママが許さないから、なら…逆に早朝ならどうなの?って事。同じ市内に住むお兄、帰宅時間は、深夜近くが結構ザラなんだけど、そのかわり、朝は少しゆっくりめに出勤できる職種。なのでえりサン、早朝(?深夜)3~4時くらいに起床!→制服に着替え→教科書をカバンに詰め→「今から行くよー♪」ってメールを入れて→こっそりと出発!そのまま、通学路から外れること約30分の。真っ暗な道程をチャリで疾走!

お兄が起きててくれれば、朝まで一緒に話しこむこともあるし、逆に熟睡してれば、こっちも一緒に添い寝、もしくは、えりサンは邪魔しないように、一人で試験勉強したり、雑誌読んだり、ビデオ見たり(静かにネ)。で、時間になったら、そーっと部屋を出て行く、ってパターン。おっと「行って来ま~す(はぁと)」のチュッは忘れずにネ。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ある、まだ暗い(早)朝。凍てつくような、冷気と小雨交じりの中、自転車でお兄のアパートへ到着。見上げると、電気が点いてて「あ、今日は起きてるー。ラッキー。」って思いつつ、合鍵で扉を開け、スリッパをつっかけて室内へ。ちょうど、お兄、シャワーを浴びてまして。コンコン、ユニットのシャワールームの摺りガラスをノックしたら、「おー。ごめん。今(風呂)入ったとこなんだー。そこら辺に座ってってー。」

お兄の部屋、いつも通りの、ステンレス製の棚に整然と並べられた、テレビとビデオデッキとオーディオのセット。その対面に、フローリングに直に置かれた黒革のソファー。テレビとソファーの中央に置かれた、丈の低いガラス製のテーブル。マフラーを解き、上着を脱ぎ、傍らのハンガーに掛け、セーターとスカートの上から、えりサン専用のピンクのエプロンを装着。乱雑に置かれた、ビールの空き缶や、コンビニ弁当の空の箱や、おつまみの空袋等々を、キッチン脇のゴミ箱に片付け。

シンク内に大雑把に置かれた、グラスや食器やフォーク類を洗い流す。お湯を使うと、シャワーの水圧が下がって、お兄に迷惑かけちゃうから、気を使って冷たい水だけで洗う訳。…少し健気でしょ?大きめのクリスタルの灰皿に溜まった、数本の吸いがらを捨て、綺麗に汚れを落とす。シャワールーム内の水の跳ねる音を聴きながら、鼻歌交じりに、拭き上げた食器を棚に戻したり、クイックルワイパーで床掃除をしたり、細々とした家事をしつつ。そんな、早朝の通い妻・えりサン。

粗方片付いた後、2人掛けの、大きめのソファーに座って、お兄が出てくるのを待ってたんですネ。テーブルに置かれた、煙草の箱とシルバーのジッポー、近所の24時間営業のレンタルビデオ屋サンの袋。中身は、どうやらビデオのケースが3本(当時はまだDVDじゃなかったのネ)。結構、映画とか観るのが好きなお兄。何借りてきたのかなー?って覗くと、戦争モノの映画とー、アクションモノの新作映画とー、あとー、アダルトなヤツ。ていうか、アダルトなヤツ…。パッケージが空なんですけどぉ///


こっそり、リモコンを手に取り、ビデオデッキとテレビモニターの電源を、オンしてみた。大き目のテレビモニターに映し出された、華奢で、茶髪セミロングに、スケスケギリギリの下着を身に纏った、可愛い系の女子!とー!!!ちょっと筋肉質のー、日焼けした、オールバックの、オイリーな素肌のー全裸の男性!がー!!!いきなり、あwせdrftgyふじこ状態!!!「あああんん!!!」とか流れる女性の声!!!うわわわわ、って焦って音量ボタンを下げる。

……
お風呂場のお兄には聞こえてないよね?って軽く耳を欹(そばだ)てつつ。ちょっとだけ音量を上げる。ブラウスにセーターにスカート。ルーズソックスにスリッパ、ピンクのエプロンを着けたまま、傍らのソファークッションを引き寄せ、胸元に抱えるようにして体育座り。そのまま、テレビ画面を 、
凝視!直視!注視!
注目!刮目!瞠目!!!!
集中!熱中!没頭中!!!


うわー。すごい!し…舌ぁぁぁ♪く…唇ぅぅ♪ゆ…指先ぃぃぃ♪♪お…お<ピィーーーー>♪♪♪あ…あ<ビィィィィィ>☆☆☆えええ?そ・・・そんな所までもぉぉ?は…早いいいいい☆うわうわうわ、それマジーーー?うひゃーー すごいぃぃぃぃ☆☆勉強になるッス!とか、心臓バクバク言いながらも、1人観ていたワケですよぅ♪ウン、一心不乱。

暫くして、バタンッ、ってユニットバスの扉の開く音。慌てて再生停止ボタンを押し、あたふたとテーブルの上をふきあげる仕草。「お?何観てんのーー(笑)?」とか言いながら、お兄登場。「え!///あ!///違うヨゥ、別に…。」って慌てて起ち上がろうとするのを制止され、「ハハハハーいいよいいよ。そのまま観てなって。」大きめのジャージを履き、上半身裸のまま、肩にバスタオルを掛け、ごくごく自然にそのままソファーの隣に座り、いつものように煙草を咥え、ジッポーで火をつけ、大きく吸い込み、気持ち良さそうに、ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、って紫煙を吐き出す。

リモコンを手にしたと思ったら、即再生ボタンをオン!モニター画面の中では、絡み合い、縺(もつ)れ合い、捩(よじ)れ合う全裸の男女。時折発せられる、クチュクチュとか、チュパチュパといった、艶めかしい音。関西の女優(?)サンらしく、イントネーションや発音が関西風。絞るように発せられる、上向きの善がり声。ほんのり上気した、シャワー上がりのお兄の肩口。シャンプーの香りのする短い頭髪。湯上り?酔ってる?少し赤らんだ頬。このまま沈黙はなんか気まずい。
えり「///え…っと、ビール持ってくる?」
お兄「あ、もういいや、さっき結構飲んだし。」
えり「今日は遅いんだネ。眠ってると思ってたよ。」
お兄「うん。そのかわり明日の出勤は午後になってさ。ちょっとゆっくりできるんだ、今夜は。」
えり「最近仕事忙しいの?」
お兄「まあまあネ…えりはそろそろ試験だろ?勉強してる?」
えり「ウン ご心配なくー♪」

そんな、ちょっとしばらくぶりの、恋人同士の会話を交わしつつも、オーディオのスピーカーから流れる、女優サンの大きな嬌声と、男優サンの荒い息遣いと、衣擦れの音と、激しい効果音(どんな?)。耳は完全にダンボ状態。………何となくー、そのままー肩を引き寄せられー、抱きしめられー、久しぶりのーキス(わーい♪)。音が気になるから、テレビを消そうと思ったんだけど、ちょっと強引に、お兄に両手首を掴まれちゃって、リモコンに手が届かなくって。

そのまま目を閉じると、いつしか女優サンの喘ぎ声に触発されつつ、男優サンの息遣いに共鳴しつつ、ビデオの中の、交わり合う男女の世界にシンクロしつつ。お兄に、もう一汗かかせてしまったーー///こっちも、大汗かいたけどー笑。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

少しだけ、ベッドの中でウトウトしちゃったけど、時間が来たら、ちゃんと布団の中から這い出て。ちょっと、肌蹴て、乱れて、着崩れた、ピンクのエプロンを外し。下着の着け、ブラウスとセーターを着、スカートとソックスを履き、髪の毛や身支度を整え、マフラーを巻き、バッグと傘を手に、そのまま、小雨の降りしきる中、チャリで学校に向かいましたヨー。おっと。ベッドで寝息を立てているお兄に、「行って来ま~す(はぁと)」のチュッは忘れずにネ。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ちょうどこの頃、そんな、無理な生活が祟ったのか、風邪引いて、10日間くらい寝込んじゃいまして。当然、バイトも学校もお兄と会うことも全て禁止。自宅で大人しく静養するしかないワケで。お兄の方も仕事が急に忙しくなり始めたらしくって、メールや電話も儘(まま)ならない状態。

意識が朦朧とする中でも、お兄に、
会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて。
会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて。
会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて。
会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて。
会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて。
会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて。
せめて、声が聞きたくて。本当におかしくなりそうだった。

時折…、何か漠然と、お兄と、会えなくなる日が来そうな気がして。それだけが、怖くて、心配で、心細くて…。


11月【橙色の灯火】に続く

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